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5−2 遺言があるかどうかどうやって調べればいいでしょうか

遺言を残している可能性がある場合、次のような場所を探します。

ア、自宅・病院・施設等
まずは次のような場所を探してみましょう。
◎自宅の机・引き出し・書棚・金庫などの重要書類の保管場所
◎入所施設や入院していた病院の保管場所
◎取引銀行などの貸し金庫
◎遺言の作成を相談していた弁護士等の事務所

イ、法務局
2020年7月10日に始まった自筆証書遺言書保管制度を故人が利用して法務局に遺言を預けている可能性がある場合は、郵送か最寄りの法務局の窓口で「遺言書保管事実証明書」の交付請求をすれば(1通800円)、いずれかの法務局に故人の遺言書が保管されているかどうかを確認できます。

ウ、公証役場
故人が公正証書遺言を作成していた可能性がある場合、最寄りの公証役場で検索すれば、いずれかの公証役場で故人の遺言書が保管されているかどうかを確認できます(無料)。
※1990年以降に作成されたものに限ります。
※秘密証書遺言も公証役場で検索できます。

| 2022年4月1日
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