囲碁雑録 | 2017年4月26日
「私と囲碁」は仕事や雑事に紛れ長期にわたり休載中ですが、近日中に再開を予定しています。それと併せ今回から、これまでに主として弁護士会関係の雑誌などに掲載された私の囲碁関係の論稿を「囲碁雑録」として適宜紹介することにしたいと思います。
私が囲碁に入門したのが大学の終わり頃、そしてその魅力の虜となり一途にのめりこむようになったのが弁護士登録をした1960年代初め(昭36)、当時25,6歳の頃でしたから、今から思うともっと早く碁に親しむことができればとの思いもありますが、その後本業の合間を最大限に活用して、今日まで私なりの精進を重ねつつその醍醐味を味わってこられたことに満足しています。そして、この間に出会った多くの師匠や先輩同輩後輩の囲碁仲間たちとの交遊は、私の人生の宝物であり、仕事の上でも大きな刺激と活力剤をいただいたことに感謝し、これからの生涯もなおこの道一筋に歩みたいと願っています。
この「雑録」は、日本棋院5段の頃の1974年(昭49)から折に触れ、大阪弁護士会報、同春秋会や青年法律家協会大阪支部などの機関誌に寄稿した囲碁関係の原稿を収録したもので、奇しくも私の囲碁歴や棋力の変遷の跡を示すものともなっています。