尿一滴、9800円で全身がんの早期発見!N-NOSE受けてみました
日々の雑感、ニュースレターより | 2021年5月13日
数年前から話題の「線虫」を使うがん検査。がん特有の匂いに寄ってくる線虫の特性を利用した画期的な検査方法です。
この線虫検査、尿一滴で、全身のがん(胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭の15種類)をステージ0の早期から検知してくれます。
感度(がん患者をがんと判定する確率)も現時点で86%超と一般的な腫瘍マーカーに比べても高精度。
それでいて検査費用は9800円(税別)。こんな手軽で高精度、しかも安価な検査方法が「N−NOSE(エヌノーズ)」の名称で、昨年からすでに実用化されています。
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立ち上げ当初は提携病院のみの取り扱いだったようですが、現在は各主要都市に拠点が設けられ、ネットで誰でも手軽に検査キットを購入、提出できるようになっています。
大阪にも駅前に「N−NOSEステーションOSAKA」があり、お出かけのついでに気軽に立ち寄ることができます。
というわけで僕もさっそく線虫検査を受けてきました。
といっても、やることといえばキットを購入、自宅で採尿してステーションに持っていくだけ。
第一生命ビルの地下1階にあります
結果は6週間後で、6月ごろ判明する予定です(わかり次第ブログでも詳細を報告しますので、ぜひ御覧ください)。
もしも検査結果が「陽性」だったらと思うとドキドキものですが、この検査はあくまで「がんリスク」の判別が役割。陽性だからといって実際にがんと決まったわけではありません。そのときは「リスクを見つけてくれてラッキー」と考えて、二次検査に臨みます。
もちろん「低リスク」ならホッと一安心ですが、油断大敵。定期的な健診を心がけようと思っています。
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今やがんは早期発見で治る時代です。人生終盤まで楽しく過ごすためにも、こういった便利なツールは積極的に活用していきたいものですね。
(ニュースレター2021年春号より)
赤澤秀行