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ニュースレターより | 2025年1月15日新着
明けましておめでとうございます。新しい年を迎え、所員一同今年も心を新たに仕事に取り組みたいと念じています。どうかよろしくお願い申し上げます。
過ぐる年は、新型コロナ禍の世界蔓延が収まりを見せたのと入れ替えに、ロシア・プーチンのウクライナ侵攻の激化、イスラエルのガザ地区やレバノンへの攻撃など平和な世界を脅かす事態が続く一方、わが国も地球温暖化による自然災害の頻発という地球規模の人類の危機的状況への対処を置き去りにしているようです。
このような世相のもと昨年10月下旬のことですが、心暖まる出来事が2つ続きました。ひとつは梅田新道の大阪梅田第三ビルから事務所に向かう途中の国道1号線の陸橋の50段程の階段をキャリングカートを持ち上げながら登るのに難渋しているときでした。9年ほど前からの脊柱管狭窄症で足のしびれがひどくなっていた時でなかなか上に進みません。その時通りかかった30代と思しき女性が「持ちましょうか」と声を掛けてくれ、登り切ってからもさらに下りの階段まで手助けを頂いたのです。恐縮してお礼の言葉を掛けましたが、同女は微笑みながらまた階段を上り姿を消してしまいました。
その翌日午後1時半、大阪家庭裁判所の仕事で地下鉄谷町4丁目駅で下車し、地上に向かうためエスカレーターやエレベーターを探したのですが見当たらず地下街を右往左往して20分を労費し、やむなく従来から登っていた階段に戻りました。改めて階段を見上げると100段位はありそうですが覚悟を決めて10段ほど苦労して登り始めたときです。上方から7、8人の欧州人と思われる集団が通り過ぎたのですが、その直後一人の40歳台の男性が私の前に上ってきて、カートを指さしこれを引き上げてくれたのです。そして遥か上方の地上まで私を誘導してくれました。感謝感激で何度も頭を下げ、互いに微笑みを交わし、咄嗟に同氏の近影と下段に降り行く姿をスマホに残しました。こうして午後2時に指定された調停期日の数分前に間に合うことができました。
新年にあたり、このような助け合いの心と困っている人への援助の手こそが、分断、放置、自己責任を旨とする格差社会の打破につながる貴重な行為であると改めて感じ、及ばずながら私もこの一年、老骨を鞭打ちたいと決意した次第です。
二〇二五年 元旦 赤 沢 敬 之
(ニュースレター令和7年新年号より)
ニュースレターより | 2025年1月15日新着
こんにちは!ニュースレター担当の赤澤秀行です。
先日1月1日元旦に弊所手作りニュースレター新年号(第19号)をお届けいたしました。
弊所のニュースレターはこれまで当事務所とご縁のあった方々にお送りしております。うちに来てないよ、という方はどうぞご一報ください。
今回も相続アドバイザーひでさんの楽しい終活通信(略して「ひで通」)を同封させていただきました。
次号は令和7年5月にGW号をお送りする予定です。どうぞお楽しみに!
なお、不定期掲載で「読者の広場」コーナーを設けています。ニュースレターの感想やご意見ご質問どしどしお送りください。その他、俳句、川柳、似顔絵なんでもどうぞ!(*^^*)