弁碁士の呟き

私と囲碁(66)王座研究会

| 2024年5月10日

王座研究会の仲間たち

 平成12年(2000)2月、日経新聞社主催でアマ各界対抗囲碁大会がホテルニュー大谷で開催され、大阪弁護士会から当時最強のメンバー6名を集めて参加した。しかし結果は思うようには行かず、これが2年続いた。これではならじと参加者協議し、定期的に対局し棋力を高める研究会を作ることに決め、毎月第1土曜日に爛柯囲碁俱楽部で例会を開くこととなった。世話役の幹事は原田次郎君が現在まで務めてくれ、私が対局結果と毎回の対局表と統計を作っている。

 第1回は平成12年(2000)3月、故今富滋、故中森宏、上田耕三、竹内隆夫、故西垣剛、佐野喜洋、原田次郎、私の8名でオール互先の対局が始まった。その後、平成14年(2002)に岡本岳、田中清和、辺見陽一、故金子光一、榊原正峰君らが参加。そして平成20年(2008)頃には山本忠雄、故片岡勝、谷池洋、佐井利信、大塚清明、西垣昭利、小野健二、山本彼一郎君らが加わり、最近参加の牟田口卓也、尾近正幸、山本渉君も含め、現勢16名となっている。平成20年(2008)頃からは、段に応じて2・3子局も採用している。

 毎月1回の例会は、その後一時爛柯囲碁俱楽部からライフ囲碁倶楽部に会場を移したが、平成22年(2010)以来は元に戻り、コロナ禍の3年も休会することなく続き、現在283回となった。この間の対局数の最高は原田次郎君で1066局、次は私で850局、勝数も原田君673、私581。勝率は岡本岳君が群を抜き7割4分、私が6割8分4厘、原田君6割3分1厘となっている。

 コロナ禍の影響で最近は出席者が少なくなっているが、この研究会と高津囲碁会は、現在私が参加している貴重な碁会であり、これからも長く続いてほしいと願っている。

 なお、この機会に大阪弁護士会囲碁大会の近況を報告しておきたい。

 先に「私と囲碁(26)弁護士会大会その後④―新鋭の時代へ」で岡本岳君(47期)の登場と破竹の進撃を紹介したが、あれから9年を経て更に新たな世代の新鋭棋士の登場となったのは自然の成り行きであろう。平成30年(2018)度の第41回大会に初参加したのは70期の大和義章君、東大囲碁部の出身でヨミの深さと正確性に優れ勝負強い。初参加以来現在まで大会5連覇の騎虎の勢いが止まらない。AIを駆使しての研究も怠らず、前世代代表の岡本君、原田次郎君もなんとか一矢を報いたいと頑張っている。

 若手参加者の減少がわが弁護士会囲碁界の課題であり、この面でも大和君の活躍が望まれるところである。 (2023.12.27)

赤沢敬之

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