私と囲碁 | 2024年5月24日
関西東大会に囲碁会があるのを知ったのは確か昭和60年代(1980年代)のことで、北浜の大林ビルで毎月1回開催されており、5段当時に時々参加したことがあるが、当時の記録が残っていないためどのような対局をしたのか記憶にない。
その後、備後町の綿業会館ビルに会場が移ってから、平成22年(2010)4月に久しぶりに参加し、古家正大4段に2子局での指導を受けた。以来令和2年(2020)1月にコロナ禍のため休会となるまで、年4回の例会にほぼ毎回参加した。
この会の世話役は大阪大学教授の井元秀剛氏で、手合いは点数表により決定される。メンバーは30名程で、関西棋院元理事長小松健男氏や大阪ガスの松本正博氏、「囲碁ワールド」の段位認定コーナー段位コースで常に満点やこれに近い高得点を記録している入子輝夫氏や芦田雄太郎氏などの強豪ぞろいを相手に、私は23勝20敗で持ち点180の前後をうろうろしていた。
そして、この会で特に勉強になったのは古家正大4段(現5段)の2面打ちの指導碁で、2子15局と先番3局で5勝5敗8打ち掛けだった。
碁会の後の大阪ガス会館食堂での懇親会がまた楽しく、それぞれに母校の思い出などを語り合うひとときとなった。そろそろコロナ禍による休会明けも近いのではと期待するこの頃である。 (2023.11.23)