投稿者:赤澤秀行
イベント | 2014年11月10日
昨日11月9日日曜日、当事務所主催の第2回目のセミナーを、第1回目に引き続き、阪急南千里駅前、千里ニュータウンプラザ内の「ラコルタ」で開催させていただきました。

今回は、前回の遺言・相続セミナーでご要望の多かった「エンディングノート」がテーマです。来場者の方には、当事務所が巷にあるエンディングノートを20冊以上研究して作成した、オリジナルのバインダー式エンディングノートを無料配布させていただきました。
※このエンディングノートについてはこちらの記事をご参照下さい。
当日は雨のち曇の予報で、朝から小雨がふっておりましたが、開場のお昼過ぎにはほとんどやんでくれたのでよかったです。
開場前のセミナー会場
今回は前回よりも少し広い部屋を借りてのセミナーでしたが、スクリーンやプロジェクターの設置などで思ったよりも場所を取られたため、参加者の方にはやや窮屈な思いをおかけしたかもしれず申し訳なかったです。
第一部は私、赤澤(秀)がエンディングノートの解説をさせていただきました。

エンディングノートに関する知識は非常に多岐にわたっているため、話そうと思えばいくらでも話すことがあるのですが、今回は時間の関係で、エンディングノートの基本的な知識と、当事務所のオリジナルエンディングノートについての解説をメインにお話させていただきました。

ちなみに、最後5~10分ほど時間をとって、実際に数ページ書いていただく予定だったのですが、いろいろ話しているうちに時間いっぱいになり、書く時間がなくなってしまいました。タイムコントロールがなってないです。大反省。
手前の筒は救急医療情報キット。ポテチではありません^^;
さて第二部は当事務所の井奥弁護士によるエンディングノートに関連する法律知識の講義でした。

井奥弁護士は現在京都大学ロースクールでも教鞭をとる現役講師でもあります。

さすがに手慣れた感じでエンディングノートの法的問題点や、エンディングノートに関する法律知識を解説していただきました。私も改めて勉強になりました。

第三部として、無料相談会を実施しました。セミナー終了後に相談スペースを設置し、事前に予約されていたご相談者の方々数名にご相談いただけました。ちょうど時間内にうまくご相談が終了したのでよかったです。
前回、今回と大阪から離れ、当事務所所長の地元、吹田の南千里という場所でセミナーをさせていただいたわけですが、地元ゆかりの方々に多数ご来場いただき、終始アットホームな雰囲気で賑やかに行うことができたのはとても嬉しかったです。
次回の事務所としてのセミナー開催は未定なのですが、セミナーでも告知させていただきましたように、私、赤澤(秀)が年明けから大阪市内(北区)の教室でエンディングノートのワークショップを開催する予定です。少人数でお茶を飲みながら、まったりとエンディングノートを書いていき、一ヶ月で完成させる講座です。最終日には完成記念として遺影にも使えるポートレートの撮影会も催すことになっています。開始時期・時間・場所等の情報は随時アップしますので、ご興味のある方はぜひご参加下さい。
今回は小雨の中、お時間を割いてご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!
イベント | 2014年10月8日
第2回目の事務所セミナーの日程が決まりました!
今年の7月に初めての事務所主催セミナーを開催させていただき、引き続き9月に2回目を予定していましたが、ちょうど事務所多忙の時期が重なってしまい、やむを得ず延期となっておりました。このたびようやく2回目のセミナー開催が決まりました。
日程は11月9日の日曜日、場所は前回と同じく、阪急南千里駅前の千里ニュータウンプラザ6階「ラコルタ」です。
今回は前回セミナーアンケートで要望の多かった「エンディングノート」をメインに企画しております。詳細は追ってお知らせいたします!
事務所のこと | 2014年7月25日
当事務所の応接室は2つあるのですが、そのうち大きい方の応接室1にシャープのスリムイオンファン”PF-FTC1”を導入しました。

普通のファンと違って、「プラズマクラスター」という機能を搭載しているモデルです。プラズマクラスターとは、空気中にイオンを発生させる機能だそうで、メーカーの説明によると『浮遊カビ菌などを除菌し、部屋干し衣類の生乾き臭や、衣類に染み付いたタバコ臭・汗臭などの嫌なニオイを気にならないレベルまで脱臭します。』とのこと。
具体的にはこんな機能があるそうです。
・空気浄化
・脱臭
・静電気除去
さらに女性に嬉しいこんな機能も。
・お肌にツヤを与える
・お肌にハリを与える
・お肌のキメを整える
『プラズマクラスターイオンを取り囲む水分子がお肌の表面に付着し、「水分子コート」を形成。角質層の水分を保持します。』とのこと。実際どこまで効果があるのかは不明ですが・・・。
当事務所の応接室1はエアコンの効きが緩めなので、その補助としてファンを導入したのですが、ただ扇風機を置くだけでは芸がないので、プラスアルファの機能を持ったものを導入した次第です。
応接室は常に人が出入りする場所なので、空気を綺麗に保って、さらに美肌効果も期待できるとなればご来所くださるご相談者様にもちょっといいのではないでしょうか。
ちなみに、プラズマクラスター機能をONにすると結構な音がしますので、ご来客時はOFFにしています。ご要望がありましたらいつでもONにしますので、ご来所時には一声お掛けください。
イベント | 2014年7月8日
先日の日曜日、7月6日に阪急南千里駅前の市民プラザ「ラコルタ」にて、当事務所初めての主催セミナーを開催させていただきました。

今回のセミナーでは「遺言・相続」をテーマに、第一部は私が担当させていただき、遺言・相続の基本のおさらいと、実際に遺言を書いてみましょう、ということで便箋とペンをお配りして、皆様に自筆証書遺言を書いていただきました。

印鑑はおもちゃのスタンプで代用です。ですので、有効な遺言ではなく、あくまで練習なのですが、参加者の皆さんは真剣に遺言書を書いてくださいました。

「付言事項」を書く段になると感極まる方もおられ(いや、ホントに感極まってしまいますよ)、家族への想いを伝えてくれる遺言というものの大切さを少しはお伝えできたのかな、と思っています。もちろん反省点も多々ありましたので、今後に活かしていきたいと思っております。

今回はじめての試みついでに、プロジェクターを使って、定番のパワーポイントでなく、iPad(初代mini)のKeynoteを使ってスライドを作成してみました。リモコンは手に持ったiPhoneです。

第二部は争族にならないために、として、井奥圭介弁護士が講師を担当しました。これまで数々の相続争いを解決に導いてきた実務経験から、実際生じた具体例を引きながら、なぜ争いが起こるのか、どうすれば争いのない相続が実現できるのかについて、パワーポイントを用いて具体的に解説を加えました。

参加者の皆さんにもたいへん好評を得ましたが、実は井奥弁護士はセミナー開催の直前は超多忙で、セミナーの準備にあまり時間を割けない状況でした。しかし、そこはさすが京都大学のロースクールで教鞭をとる現役講師、時間がない中でも非常に手堅くまとめていました。私も見習いたいです。

初の試みということで、今回はテスト飛行という意味合いもあったのですが、用意すべきパソコンを用意していなかったり(なんとかギリギリ間に合いました)、段取りや進行、アフターフォローがスムースにいかなかったりと、やはり実際にやってみないとわからないことがいろいろとあって、非常にいい勉強になりました。
次回も2ヶ月先の9月に阪急南千里でセミナーを開催する予定です。今回の経験を活かし、どんどん磨きをかけていってよりよいセミナーにしていきたいと思っていますので、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。今回ご来場いただいたの参加者の皆様、貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました!
ホームページ | 2014年7月3日
赤沢弁護士による大好評連載中の囲碁コラム、「弁碁士の呟き」ですが、おかげさまで現在Google検索で「私と囲碁」と検索するとトップにずらっとタイトルが並ぶ状態になっております。
・・・と、こう書くといかにも注目されてるページっぽいですが、実際のところまだまだそれほどアクセスがあるページではないので、単に「私と囲碁」というタイトルの記事が他にほとんどないだけの話なんでしょう。「私と囲碁」というのは特殊なキーワードでもないような気がしますけど、たまたまほとんど使われてない組み合わせだったのでしょうか。
なんにせよ検索上位に事務所の記事が並ぶというのは見ていて気持ちいいものです。なんの事務所かわからなくなってるのは置いといて・・・
というわけで、どんどん更新されてる赤沢弁護士のコラム、執筆の方も只今絶好調のようですので、今後もどうぞご期待ください。
あ、それより早く他のコラムを更新しなければ囲碁のホームページになってしまう・・・(汗)
日々の雑感 | 2014年6月16日
現役弁護士である鈴木仁志氏が書かれた小説、「司法占領」。2002年に書かれた小説ですが、最近その文庫版が事務所で回って来たので読んでみました。
2020年の近未来。そこでは日本法による司法はすでに崩壊し、米国法と外資ロー・ファームによる司法の占領が完了していた。ドン・キホーテの如く巨大ロー・ファームに一人立ち向かう若手弁護士の行く末は・・・?
近未来の日本の司法業界を舞台に展開するリーガル・サスペンス。2004年のロースクール発足前に書かれたものなのでやや現実との乖離も見受けられますが(2020年のロースクールはアホでも入れるし、卒業できればほぼ司法試験に受かるという設定など)、弁護士大増員で激動している業界を見ると、全体の方向性としてはさほど間違っていないのではと思います。むしろ、米国の年次改革要望書に従った司法制度改革や外弁法の制定・度重なる改正、そして今般のTPPの問題をみれば、2014年現在、著者の言うような外資による司法の占領が既に相当程度進んでると言っても過言ではないかもしれません。
重いテーマを扱ってる割には読みやすく、話も単純なので一両日あれば読めてしまいます。司法に興味が無い人でもお手軽に読めて、新たな視点を開いてくれる本。司法関係者、士業に携わっている人ならなおさらに面白く、ある意味背筋を寒くして読めると思います(笑)。おすすめです。
事務所のこと | 2014年6月3日
ホームページを立ち上げてから安心しきったのか、その後の更新がままなっていない(汗)、ホームページ担当、相続アドバイザーの行政書士赤澤です。今回は当事務所の特色の一つである、「初回相談2時間10,000円のナゾ」をお送りします。
弁護士の相談料については、”30分5,000円”という基準が広く知られています。これは現在は廃止されている弁護士会の旧報酬規定でそうなっていたためで、金額的にも妥当なことから、多くの法律事務所がこの旧報酬規定に準じた報酬設定を採用するところとなっています(当事務所の弁護士報酬規定もほぼ旧報酬規定に準じた規定になっています)。
ただ、初回相談の場合、いきなり相談の本題に入ることは難しく、通常はご相談者のお話をしっかりとお聞きして、信頼関係を築きながら、争点を整理し、問題点を明らかにしていく作業が必要となってきます。そのため、相談時間が2時間近くかかることもめずらしくありません。
このような初回相談の性質に鑑みて、当事務所では従来から初回相談においては1時間を超える場合であっても1時間分の相談料しかご負担していただいておりませんでした。
そこで、今回、ホームページを立ち上げるにあたって、このような当事務所の慣例を事務所報酬規定に改めて明記し、「初回相談2時間10,000円」とホームページにも載せることで、ご相談者様のお話をじっくりとお聞きできる態勢をアピールすることにしたわけです。
まあ、近頃は弁護士業界も競争が激しくなっていて、「相談料無料」をうたって集客に励んだり、中には交通費まで出す、というところまであるみたいなので^^;、2時間10,000円がアピールポイントになるかどうかは微妙ですが・・・。
ただ「安かろう悪かろう」ではお互いの利益を損ないかねませんから(実際、相談無料をうたう大手事務所の中には、あまりの初期対応の悪さに苦情が絶えないところもあるとかないとか)、やはり適正な業務に対しては適正な報酬というのが原則でしょうね。