事務所便り

相続・遺言セミナー開催させていただきました

| 2014年7月8日

先日の日曜日、7月6日に阪急南千里駅前の市民プラザ「ラコルタ」にて、当事務所初めての主催セミナーを開催させていただきました。

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今回のセミナーでは「遺言・相続」をテーマに、第一部は私が担当させていただき、遺言・相続の基本のおさらいと、実際に遺言を書いてみましょう、ということで便箋とペンをお配りして、皆様に自筆証書遺言を書いていただきました。

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印鑑はおもちゃのスタンプで代用です。ですので、有効な遺言ではなく、あくまで練習なのですが、参加者の皆さんは真剣に遺言書を書いてくださいました。

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「付言事項」を書く段になると感極まる方もおられ(いや、ホントに感極まってしまいますよ)、家族への想いを伝えてくれる遺言というものの大切さを少しはお伝えできたのかな、と思っています。もちろん反省点も多々ありましたので、今後に活かしていきたいと思っております。

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今回はじめての試みついでに、プロジェクターを使って、定番のパワーポイントでなく、iPad(初代mini)のKeynoteを使ってスライドを作成してみました。リモコンは手に持ったiPhoneです。

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第二部は争族にならないために、として、井奥圭介弁護士が講師を担当しました。これまで数々の相続争いを解決に導いてきた実務経験から、実際生じた具体例を引きながら、なぜ争いが起こるのか、どうすれば争いのない相続が実現できるのかについて、パワーポイントを用いて具体的に解説を加えました。

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参加者の皆さんにもたいへん好評を得ましたが、実は井奥弁護士はセミナー開催の直前は超多忙で、セミナーの準備にあまり時間を割けない状況でした。しかし、そこはさすが京都大学のロースクールで教鞭をとる現役講師、時間がない中でも非常に手堅くまとめていました。私も見習いたいです。

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初の試みということで、今回はテスト飛行という意味合いもあったのですが、用意すべきパソコンを用意していなかったり(なんとかギリギリ間に合いました)、段取りや進行、アフターフォローがスムースにいかなかったりと、やはり実際にやってみないとわからないことがいろいろとあって、非常にいい勉強になりました。

次回も2ヶ月先の9月に阪急南千里でセミナーを開催する予定です。今回の経験を活かし、どんどん磨きをかけていってよりよいセミナーにしていきたいと思っていますので、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。今回ご来場いただいたの参加者の皆様、貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました!

赤澤秀行

コラム「弁碁士の呟き」トップ独走中

| 2014年7月3日

赤沢弁護士による大好評連載中の囲碁コラム、「弁碁士の呟き」ですが、おかげさまで現在Google検索で「私と囲碁」と検索するとトップにずらっとタイトルが並ぶ状態になっております。

・・・と、こう書くといかにも注目されてるページっぽいですが、実際のところまだまだそれほどアクセスがあるページではないので、単に「私と囲碁」というタイトルの記事が他にほとんどないだけの話なんでしょう。「私と囲碁」というのは特殊なキーワードでもないような気がしますけど、たまたまほとんど使われてない組み合わせだったのでしょうか。

なんにせよ検索上位に事務所の記事が並ぶというのは見ていて気持ちいいものです。なんの事務所かわからなくなってるのは置いといて・・・

というわけで、どんどん更新されてる赤沢弁護士のコラム、執筆の方も只今絶好調のようですので、今後もどうぞご期待ください。

あ、それより早く他のコラムを更新しなければ囲碁のホームページになってしまう・・・(汗)

赤澤秀行

最近事務所で回し読まれている本-司法占領-

| 2014年6月16日

現役弁護士である鈴木仁志氏が書かれた小説、「司法占領」。2002年に書かれた小説ですが、最近その文庫版が事務所で回って来たので読んでみました。

2020年の近未来。そこでは日本法による司法はすでに崩壊し、米国法と外資ロー・ファームによる司法の占領が完了していた。ドン・キホーテの如く巨大ロー・ファームに一人立ち向かう若手弁護士の行く末は・・・?

近未来の日本の司法業界を舞台に展開するリーガル・サスペンス。2004年のロースクール発足前に書かれたものなのでやや現実との乖離も見受けられますが(2020年のロースクールはアホでも入れるし、卒業できればほぼ司法試験に受かるという設定など)、弁護士大増員で激動している業界を見ると、全体の方向性としてはさほど間違っていないのではと思います。むしろ、米国の年次改革要望書に従った司法制度改革や外弁法の制定・度重なる改正、そして今般のTPPの問題をみれば、2014年現在、著者の言うような外資による司法の占領が既に相当程度進んでると言っても過言ではないかもしれません。

重いテーマを扱ってる割には読みやすく、話も単純なので一両日あれば読めてしまいます。司法に興味が無い人でもお手軽に読めて、新たな視点を開いてくれる本。司法関係者、士業に携わっている人ならなおさらに面白く、ある意味背筋を寒くして読めると思います(笑)。おすすめです。

赤澤秀行

初回相談2時間10,000円のナゾ

| 2014年6月3日

ホームページを立ち上げてから安心しきったのか、その後の更新がままなっていない(汗)、ホームページ担当、相続アドバイザーの行政書士赤澤です。今回は当事務所の特色の一つである、「初回相談2時間10,000円のナゾ」をお送りします。

 

弁護士の相談料については、”30分5,000円”という基準が広く知られています。これは現在は廃止されている弁護士会の旧報酬規定でそうなっていたためで、金額的にも妥当なことから、多くの法律事務所がこの旧報酬規定に準じた報酬設定を採用するところとなっています(当事務所の弁護士報酬規定もほぼ旧報酬規定に準じた規定になっています)。

ただ、初回相談の場合、いきなり相談の本題に入ることは難しく、通常はご相談者のお話をしっかりとお聞きして、信頼関係を築きながら、争点を整理し、問題点を明らかにしていく作業が必要となってきます。そのため、相談時間が2時間近くかかることもめずらしくありません。

このような初回相談の性質に鑑みて、当事務所では従来から初回相談においては1時間を超える場合であっても1時間分の相談料しかご負担していただいておりませんでした。

そこで、今回、ホームページを立ち上げるにあたって、このような当事務所の慣例を事務所報酬規定に改めて明記し、「初回相談2時間10,000円」とホームページにも載せることで、ご相談者様のお話をじっくりとお聞きできる態勢をアピールすることにしたわけです。

まあ、近頃は弁護士業界も競争が激しくなっていて、「相談料無料」をうたって集客に励んだり、中には交通費まで出す、というところまであるみたいなので^^;、2時間10,000円がアピールポイントになるかどうかは微妙ですが・・・。

ただ「安かろう悪かろう」ではお互いの利益を損ないかねませんから(実際、相談無料をうたう大手事務所の中には、あまりの初期対応の悪さに苦情が絶えないところもあるとかないとか)、やはり適正な業務に対しては適正な報酬というのが原則でしょうね。

赤澤秀行

難産の末・・・

| 2014年5月15日

みなさま、はじめまして。当事務所のWEB担当スタッフで相続アドバイザーの赤澤秀行と申します。以後お見知りおきのほど、宜しくお願い致します。

この「事務所便り」は業務に関する話題から日々の雑感まで、事務所の各人が不定期にブログ形式で綴るコーナーです。弁護士やスタッフの人となりが垣間見えると思いますので、時々チェックしてみてくださいね。

さて、本日ようやくホームページがアップできました。足掛け9ヶ月。感慨深いです。

事務所のホームページの立ち上げ企画が決まったのが、事務所を移転した昨年の夏。もちろん私がWEB担当。そこから年内アップを目標にWeb業者と打ち合わせるとともに、各弁護士に原稿の執筆を依頼、私も原稿執筆に着手しました。一番最初のアップ予定日が12月1日。そこから延びて何とか年内を目標にしたのですが、間に合わず、ならばと1月6日の営業開始日を設定。しかしながら、年末はなにかと慌ただしく、年初の営業開始日にも間に合わず・・・
本年度が始まると始まったで、何かと忙しく、原稿がなかなか仕上がらない。2月1日には!2月中には!3月1日には!4月1日には!・・・・とまあ延びに延びました。ちなみに私の名刺には昨年末秋ごろからホームページのURLがずーっと印刷されてたのですが、アクセスしても出てくるのは仮のトップページのみ。オープン日が延びる度に「12月1日オープン予定」「1月6日オープン予定」・・・と文字が変わるだけでなかなかオープンせず。出る出る詐欺みたいなものですね(笑)。名刺を見てアクセスしてくださった方々、申し訳ありませんでした。この場をお借りしてお詫びいたしますm(__)m

さて出来上がってみると、思ったよりスカスカで、なんでこんなに時間がかかったのだろう・・・と不思議なんですが、人に聞くとやはりどんなホームページも立ち上げまでにはみなさんそれなりに時間を費やしているようです。やはり産みの苦しみはみなさん経験されてるようですね。

とはいえ、ようやくスタート地点です。これから中身をどれだけ充実できるかが勝負。見ていただける方に対して、いかに役立てるページを作っていけるか、どうぞ温かい目でお見守りいただければ幸いです。

赤澤秀行

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