事務所便り

投稿者:赤澤秀行

映画「MINAMATA」と『水俣のピエタ』

| 2022年2月15日

サン・ピエトロのピエタ(ヴァチカン美術館所蔵)  撮影:赤澤秀行

 

最近ではTVタレントのような弁護士も多い中、弊所の井奥弁護士は市民のために社会正義を実現したいという思いから弁護士になった市民派の弁護士の一人です。

水俣病の弁護団活動にもずいぶん長く関わっています。

そんな井奥弁護士の傍らで仕事しながら、僕の水俣病についての知識は未だ小中学生レベルのまま止まっていました。

映画「MINAMATA」を観るまでは。 

 

   

           
昨秋に大阪でロードショーを観たときは終始静かな涙が止まらないほど心が揺さぶられました。

特にクライマックスであの有名な「入浴する智子と母」を撮影するシーンはまさに映画の力を見せつけられる思いでした(この写真は世界で「水俣のピエタ」と称されているそうです)。

そしてすぐに写真家ユージン・スミスとアイリーン・スミスの水俣での活動を書いた石井妙子のノンフィクション「魂を撮ろう」やユージン・スミスの写真集を取り寄せ、数々の水俣病のドキュメンタリーを見聞するなかで、改めて未だに終わっていない水俣病を始めとする世界の公害問題について思いを馳せることになったのです。  

              
 映画「MINAMATA」はもちろん事実を元にしたフィクションですが、この映画の公開によって「知らなかった事実に関心を持ってほしい」という主演でプロデューサーのJ・デップの願いはきっと観る者に伝わったことでしょう。

そして今回の特集記事を読んでいただいた皆様にも現在進行形の水俣病問題についてほんの少し関心を持っていただければ嬉しい限りです。  

(ニュースレター2022年新年号より)

赤澤秀行

ニュースレター令和4年特大号をお届けしました!

| 2022年1月29日

こんにちは!ニュースレター担当の赤澤秀行です。

第6波のオミクロンが猛威を振るう新型コロナ。無症状の濃厚接触者の待機期間を巡っては政府の対応が後手後手に回って、社会的な混乱が収まらない昨今。一方で、ご高齢の方や基礎疾患のある方にとっては、まだまだコロナは油断ができないのも事実でしょう。

そんななかですが、弊所の手作りニュースレター、目標の第10号をお正月に発行させていただきました!今回は今までの2倍の大増ページでお届けしております!特に水俣病の特集記事については力を入れております。署名をお願いするチラシも同梱しておりますので、どうぞご協力をお願いできればと思います。

弊所のニュースレターはこれまで当事務所とご縁のあった方々にお送りしておりますので、うちに来てないよ、という方はどうぞご一報ください。

次号は5月のGW前にお送りする予定です。どうぞお楽しみに!

なお、「読者の広場」コーナーでは、投稿を募集しています。ニュースレターの感想やご意見ご質問どしどしお送りください。その他、謎解き、川柳、似顔絵なんでもどうぞ!(*^^*)

赤澤秀行

ステイホームでも歩く!

| 2021年9月3日

 残暑お見舞い申し上げます。

 この号が発行される頃にはパラリンピックの真っ最中ですね。いろいろ物議のあったオリンピックですが、コロナ下の人々にたくさんの感動を与えてくれたことは間違いないでしょう。僕も何度目頭を熱くさせたことか。パラリンピックもきっと我々に多くの勇気と感動を与えてくれているはずです。

 そんな中、未だ変異株が猛威を振るう新型コロナ。デルタの次はラムダ、はては星座の名前を付けるとか。もういい加減にしてほしいですよね。

 一方で政府はといえば、現役世代へのワクチン普及もなかなか進められず、感染症5類格下げの一手も打てず、あいも変わらず緊急事態宣言のバーゲンセール。寝る間も惜しんでコロナ対応に当たってくださっている医療関係者の方々、自宅療養者に24時間対応で寄り添っていただいているかかりつけ医のドクターの皆さんの苦労が報われるような政策を期待したいのですが・・・。

 こうなると私たちができる最大の自己防衛策は自然免疫力を上げることかもしれません。マクロファージや好中球といった免疫細胞は血液やリンパに乗ってウイルスを退治してくれるそうです。なので運動することで血液やリンパの巡りをよくすることが免疫力を上げるのに何より大事とのこと。ステイホームでも家でじっとしてばかりでは危険。ぜひラジオ体操やウォーキングで体を動かしましょう。

 ちなみに毎日続けるには日記やブログで日々の活動を記録するのがおすすめです。僕もブログを書いています。誰も読まないけど。

(ニュースレター2021年夏号より)

 

散歩中、蝉に止まられるの図

赤澤秀行

ニュースレター令和3年夏号をお届けしました

| 2021年9月3日

こんにちは!相続アドバイザーでニュースレター担当の赤澤秀行です。

パラリンピック開催中もデルタ株が猛威を振るう新型コロナですが、この第5波もそろそろピークアウトの様相です。とはいえ、今度はミュー株が話題になっていて、いつまでコロナ騒動がつづくのやらと気が重くなります。大阪では現在4度目の緊急事態宣言下にありますが、もう緊急事態が続きすぎて感覚がマヒしている人も多いのではないでしょうか。

そんななかですが、弊所の手作りニュースレター夏号を先月末に発行いたしました。時候のご挨拶がわりにご笑覧いただければ幸いです。

弊所のニュースレターはこれまで当事務所とご縁のあった方々にお送りしておりますので、うちに来てないよ、という方はどうぞご一報ください。

 

 

次号はいよいよ目標の10号。来年新春にお送りする予定です。どうぞお楽しみに!

なお、「読者の広場」コーナーでは、投稿を募集しています。ニュースレターの感想やご意見ご質問どしどしお送りください。その他、謎解き、川柳、似顔絵なんでもどうぞ!(*^^*)

赤澤秀行

囲碁教室、細〜く続けております

| 2021年6月24日

こんにちは!相続アドバイザーでFP・行政書士の赤澤です。

赤沢6段に教わる弊所の囲碁教室、すっかりご報告を忘れてましたが、今でも月1回のペースで(たまに中止になりますが)細〜く続いております。

もちろんフルサイズ(19路盤)なぞ我々には早いので未だに9路盤での修行であります。

 

 

井奥弁護士のほうは独自の修行を続けているかいもあり(AI囲碁アプリだそうです)囲碁の実力はどんどんアップしている様子。

対して私といえば完全に一ヶ月に一回、毎回初めてのごとく囲碁に接し、遅々として棋力の進歩がみられない有様です・・・(^o^;

二人の棋力の差が激しくなりここ半年以上は連敗に次ぐ連敗・・・。

 

これではいけない、と囲碁の本を毎日ちょっとずつ紐解いていこうかと決意しました。ちょっとずつです。ちょっとずつ。その様子は相続サイトのブログでも公開していこうかと思っております。

あ、でも今日は久々に勝ちました!たまたま偶然いい形になったのが当たっただけですので実力でもなんでもないんですが(;´Д`)。

 

というわけで、所内囲碁教室のご報告でした。次回は来月です!

赤澤秀行

尿一滴、9800円で全身がんの早期発見!N-NOSE受けてみました

| 2021年5月13日

 数年前から話題の「線虫」を使うがん検査。がん特有の匂いに寄ってくる線虫の特性を利用した画期的な検査方法です。

この線虫検査、尿一滴で、全身のがん(胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭の15種類)をステージ0の早期から検知してくれます。

感度(がん患者をがんと判定する確率)も現時点で86%超と一般的な腫瘍マーカーに比べても高精度。

それでいて検査費用は9800円(税別)。こんな手軽で高精度、しかも安価な検査方法が「N−NOSE(エヌノーズ)」の名称で、昨年からすでに実用化されています。

 立ち上げ当初は提携病院のみの取り扱いだったようですが、現在は各主要都市に拠点が設けられ、ネットで誰でも手軽に検査キットを購入、提出できるようになっています。

大阪にも駅前に「N−NOSEステーションOSAKA」があり、お出かけのついでに気軽に立ち寄ることができます。

というわけで僕もさっそく線虫検査を受けてきました。

といっても、やることといえばキットを購入、自宅で採尿してステーションに持っていくだけ。

第一生命ビルの地下1階にあります

結果は6週間後で、6月ごろ判明する予定です(わかり次第ブログでも詳細を報告しますので、ぜひ御覧ください)

もしも検査結果が「陽性」だったらと思うとドキドキものですが、この検査はあくまで「がんリスク」の判別が役割。陽性だからといって実際にがんと決まったわけではありません。そのときは「リスクを見つけてくれてラッキー」と考えて、二次検査に臨みます。

もちろん「低リスク」ならホッと一安心ですが、油断大敵。定期的な健診を心がけようと思っています。

 今やがんは早期発見で治る時代です。人生終盤まで楽しく過ごすためにも、こういった便利なツールは積極的に活用していきたいものですね。 

(ニュースレター2021年春号より)

赤澤秀行

ニュースレター令和3年春号をお届けしました

| 2021年5月10日

こんにちは!相続アドバイザーでニュースレター担当の赤澤秀行です。

大阪では3度目の緊急事態宣言が今月末まで延長されました。一方で諸外国ではワクチンの普及とともに徐々に規制が緩和されています。半年遅れぐらいで日本も続くとは思いますが、7月にはオリンピックも予定通り開催することになってますし、まだまだ先が見通せない状況です。

そんななかですが、昨年はコロナで発行できなかった弊所の手作りニュースレター春号を先月末に無事発行することができました。いつもとあまり代わり映えしない内容ですが、ご笑覧いただければと思います。

弊所のニュースレターはこれまで当事務所とご縁のあった方々にお送りしておりますので、うちに来てないよ、という方はどうぞご一報ください。

 

 

次号は8月末に夏号をお送りする予定です。どうぞお楽しみに!

なお、「読者の広場」コーナーでは、投稿を募集しています。ニュースレターの感想やご意見ご質問どしどしお送りください。その他、謎解き、川柳、似顔絵なんでもどうぞ!(*^^*)

赤澤秀行

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