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58の手習い

| 2019年2月15日

 私が当事務所に入所したのは、かれこれ30年以上前になりますが、入所早々の頃に、赤沢先生から囲碁の教則本を渡され、読むように勧められたことを覚えています。赤沢先生は、当然、私が、それに従い、囲碁を習い始めるものと期待されていたと思いますが、実際は、その期待に見事に反し、これまで、囲碁とは無縁の人生を歩んできました。それが、この度、事務所の企画で、個人的には老後も楽しめる趣味をもちたいという動機と相まって、赤沢先生から、月に一回のペースで囲碁を教えていただくことになり、58歳にして囲碁を始めました。

 始めるまでは、正直、白石と黒石を並べるだけの単調なゲームのどこが面白いのかと思っていましたが(それが私がこれまで囲碁を始めなかった主な理由でした)、ルールが分かってくるにつれて、単純なだけに、かえって打ち手の自由な発想が許され、だんだんと面白いものだと思うようになってきました。

赤沢先生の熱心な指導で上達も早い!?

 今は、仕事帰りの電車の中で、携帯のタブレットに入れた囲碁のアプリを相手に腕をみがいており、9路盤で15級相当のAI相手に勝ち負け合い相半ばしている状況です。今後の進歩に乞うご期待!

(ニュースレター2018年新年号より)

井奥圭介

まさにトムヤムクン!タイ・バンコク視察記

| 2019年2月1日

こんにちは!相続アドバイザーでFP・行政書士の赤澤です。

時代は令和時代に移ろうとしている今日このごろ。

今回は今年初めに行った、平成最後、そして人生初のタイ・バンコクのお話です。

 

バンコクにいきませんか?

昨年の中頃、とある会計事務所の会計士さんと話していたとき、今年のはじめにタイ・バンコクにある会計事務所や法人顧客を訪問するので、よかったら一緒にどうでしょう、というお話をいただきました。

私の職業の一つである行政書士という仕事は、その業務に「ビザ」「入管」というものがあります。

これは、日本に来られる外国人の在留許可の申請書類の作成をサポートしたり、申請の取次をしたりする仕事です。

おりしも、今年4月から改正入管法が施行されました。

この法改正に関してはいろいろと物議を醸していますが、外国人労働者が今以上に増えていくのは確実。

当事務所でも私が行政書士として入管手続きに対応していかなければなりません。

 

初の東南アジア!

実は、私、海外旅行の経験があまりありません。

海外といえば、学生時代に訪れたハワイ、新婚旅行で行ったイタリア・・・そんなもの。

東南アジアはおろか、おとなり韓国・中国にも行ったことがありませんでした。

まあ、蒸し暑い気候に苦手意識があって、それほど関心がなかったのもありますが。。。

 

ただ、ビザのお客さんといえば、ほとんどが東南アジア・アジアの方々です。

それらの国の方々とお仕事させていただくのに、やはりお国を訪れたことがあるかないかでは、コミュニケーションの深さが全然違ってきます。

また、今まで興味がなかった国々も、百聞は一見にしかず、です。

なので、ここ何年かは、東南アジアの国々に一度は訪れてみたいと思っていました。

そんなときに、渡りに船のお誘いでした。

 

現地での会話はすべて英語です

そこで、急遽、タイでビザを取り扱っている法律会計事務所のアポイントも追加してもらいました。

あわよくば日本の事務所との提携をお願いしようという目論見です。

しかし、そこで重大な問題が・・・

タイでのオフィス訪問、さすがにタイ語で話すことは無理ですが、少なくとも英語で事務所のアピールをしなければなりません。

まあ、当然といえば当然なんですが。

話が決まって出発まで3ヶ月足らず・・・

英会話などここ何十年もご無沙汰です。

もう、最後は出たこと勝負でいくしかない、と腹を決め、とにかく事務所案内を英文で作成して、想定問答だけを頭に叩き込んで出発したのでした。

 

微笑みの国で救世主が現れた!

早朝集合し、関空からキャセイ航空でタイへ。

途中香港でのトランジットを経て、およそ9時間でタイのスワンナプーム国際空港に到着しました。

時差の関係もあり、到着するとすでに夕刻。

さて、どこに晩ごはんを食べに行こうかと考えていると、会計士さんの携帯に一本の電話が。

会計事務所のクライアントで、タイで会社を経営しておられるYさんからでした。

どうやらバンコク滞在中、Yさんが私たちのアテンドをしてくれるというありがたい申し出のようです。

とりあえず、Yさんと夕食を一緒にしようということになりました。

 

夜7時頃、私たちが滞在するホテルで、Yさん、その秘書のAさんと待ち合わせ。

そこから歩いて行ける距離にある、バンコクでは有名なタイスキの名店「コカ」に案内していただきました。

初めて食べるタイスキは日本人好みの味でとても美味しかったのですが、それ以上にさらにありがたい申し出が。

なんと、秘書のAさんが私たちのオフィスめぐりに同行してくれるというのです。

 

Aさんは小柄でチャーミングなタイの女性なのですが、日本語も英語も非常に堪能。

私たちとは普通に日本語で会話してくれます(最初日本人かと思ったぐらいです)。

Aさんが私たちに同行して道案内から通訳までしてくれるということになり、英語でテンパっていた私たち(とくに私 d^^;)の思いもかけない救世主となってくれました。

しかも、Aさん、バンコクの市内観光にも同行してくれることになり、3泊4日の道中、私たちはYさんやAさんにお世話になりっぱなしの旅路となったのでした。

 

バンコクでは女性の活躍が目覚ましい

さて、タイの国土は日本の1.4倍で、その中心地バンコクの経済発展は著しく、オフィス街には巨大なビルが立ち並び、建設中のビルもあちらこちらに見られます。

今回訪れたオフィスはどこも広々として、近代的でおしゃれなオフィスでした。

 

驚いたのは、訪れた会計事務所や法律事務所のディレクターといわれる所長級の管理職の方が、全員女性だったこと。

我々外国人に応対してくれるスタッフも女性ばかりで、日本に比べても、かなり女性の社会進出が著しいと感じます。

 

ちなみに、Aさんによると、タイの男性は女性に依存する人が多く、いい加減で甘えただそうです(笑)(その辺、イタリアに似てる?)

ブルーワーカーはだいたい男性、会計事務所のような知的産業の担い手は女性が多い、ということらしい。

そんなこともあって、タイの女性も日本と同じように晩婚化が進んでいるそうな。

 

まさにトムヤムクンのような街

近代的なオフィス街を少し離れると、昔ながらの屋台が立ち並ぶ町並みがあり、黄金に輝く寺院があります。

夕方にもなるとたくさんの地元の人々や観光客でごった返すようになります。

屋台が並ぶ路地には、残飯を求めてか、巨大なドブネズミが走り回っていてびっくりします。

 

黄金の寺院と、昭和の頃の風景と、現代の最先端の街が混じり合った、なんとも不思議で熱い空間。

タイの人々は「マイペンライ(大丈夫大丈夫!)」と、楽天的で、社交的。それでいて仏教徒らしい謙虚さも持ち合わせています。

 

観光地のそばの小さな店で食べたトムヤムクン(旨かった!)のように、辛味と甘味と酸味と旨味がごった煮になったエネルギッシュな街。

そんな印象をタイ・バンコクに持った次第です。

タイを訪れた人が、タイの魅力にハマってしまう気持ちがとても良く分かりました。

 

私もまたいつか再訪したいと思います。

ワット・ポー(涅槃寺)の巨大な涅槃仏(寝釈迦像)前にて

 

リタイアメントビザで長期滞在

さて、タイは終活とも深い関係があります。

実は、リタイア・セミリタイアしたあとの第二の人生をタイで過ごす人が年々増えているのです。

日本人の長期滞在国としてタイはここ数年、米国、中国についで不動の第3位。

昨年の統計で7万人を超えました(外務省:海外在留邦人数調査統計)。

「タイ ロングステイ」で検索してみると、その情報の多さに驚くかもしれません。

 

物価は日本の約3分の1。特にタクシーや電車バスなどの乗り物が非常に安い(写真はタイ名物のトゥクトゥク)。

食べ物は、上を見ればそれこそ日本と変わらない高級料理も食べれますし、屋台ですませば一食100円とかで間に合います。

 

温暖な気候、温和な人々、日本人好みの食べ物も多く、一方では先進国並の商業施設も増えてきています(写真は昨年開業のタイ最大級の複合施設アイコン・サイアム。日本の高島屋も7フロアにわたって店舗を展開)。

日本では年金だけで生活していくことが今後ますます厳しくなってくる現状もあります。

となると、第二の人生、あるいはもう一つの生活をタイで過ごそうという人が増えているのは当然といえば当然かも知れません。

 

実際、Yさんに夜の居酒屋に連れて行ってもらったときに、カラオケを歌う高齢者の方々がたくさんいらっしゃいました。

彼らはロングステイ中の方々とのことで、日中はゴルフを楽しんだあと、帰りにマッサージで体をほぐし、夜はお酒を飲んでカラオケを歌うという生活を満喫しているそう。

思わず、羨ましい!と思ってしまいました。

 

タイ国政府観光庁もロングステイを全面的にアピールしているようで、こんなパンフレットを出しています。一読すれば、あなたも思わずタイに足を運びたくなるかも。

タイ国政府観光庁公式サイトより(https://www.thailandtravel.or.jp/

 

行って良かった!

というわけで、タイ・バンコクに初めて訪れた感想。

「行って良かった~!」

まさに百聞は一見に如かずですね。

さすがに初めての訪問でタイのオフィスとの提携話、とまではいきませんでしたが(笑)、何事もチャレンジです。

他方で、タイで働く人々や、そこで暮らす人々との交流を通じて、異国文化の理解を深め、今後の業務の糧にするという目的は少しは達成できたかなと思います。

この調子で、他のアジアの地域も訪れてみようと思う今日このごろです。

赤澤秀行

今年最後の囲碁教室。だんだん実力差が(汗)

| 2018年12月28日

こんにちわ!相続アドバイザーの赤澤秀行です。

年末もいよいよ押し迫ってきて、今日が当事務所も仕事納め。午後からちょっと早めの忘年会が行われ、ほろよい気分で今年最後の所内囲碁教室が開かれました。

数えると、今年の囲碁教室はなんだかんだで都合5回ほど。一応毎月開く予定なんですが、なかなか時間調整が難しい。

 

さて、生徒の井奥弁護士と私の棋力(囲碁の実力)ですが、どちらも素人ですので、始まった当初は五分五分。ところが・・・

井奥弁護士、ここ数ヶ月、暇を見て密かに囲碁の修行をしていたようです!(・o・)
※詳しくはニュースレター(新年号)を御覧ください(ご希望の方には配布します!)

二人の実力差がだんだんと開いてきた模様・・・これはまずいです。(;・∀・)

今日の9路盤対局。井奥弁護士の2連勝!

赤沢6段の指導も本格的になってきました

このままでは置いてけぼりになること必至。私も気持ちを入れ替えて囲碁の修行に励むことを決意しました。

とりあえず、お正月休みの間に下記の東大の囲碁講座の本を読んでみます。(-ω☆)キラリ

東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすく (光文社新書)

 

でもって来年の暮までに5級~10級ぐらいを目指します!(えらいアバウト)

 

それでは皆さま、良いお年を!(^o^)

赤澤秀行

ニュースレター新年号を発送しました!

| 2018年12月25日

こんにちは!相続アドバイザーでニュースレター担当の赤澤秀行です。

今年の夏に創刊しました弊事務所のニュースレター「事務所だより」、年末の忙しいときですが、なんとか第2号が刷り上がり、本日発送することができました。\(^o^)/

主に一般の関係者の方々に、これまでの年賀状との入れ替えでお送りしております。

年賀封書で発送しましたので、順調に配達されれば元旦に到着するものと思われます。どうぞご笑覧くださいませ。
※もし届いてないよ、とか、うちにも送って、などありましたらお知らせください!

内容は相変わらずの手作り学級新聞ですが(汗)、事務所の雰囲気がお伝えできれば幸いです。

 

目標の10号まであと8号。次回は春にお送りする予定ですが果たして!?

なが~い目で温かく見守っていただければ幸甚の至りです!(*^^*)

赤澤秀行

新遺言セミナーを開催しました

2018年11月12日

こんにちは!相続アドバイザーでFP・行政書士の赤澤秀行です。

昨日11月11日の日曜日、グランフロント大阪にて、民法改正セミナーの第2弾、「新しい遺言の書き方講座」の講師を務めてまいりました(主催プロフェッショナル・ブレイン/共催サンヨーホームズ様)。

 

いつもながら見晴らしがとても良い会場です

今年改正された新しい遺言について、その書き方と注意点について解説させていただいたあと、実際にみなさんで自筆証書遺言を書いていきましたよ!

もちろん模擬の遺言なわけですが、ちゃんと法律のルールを守って遺言を一通り書いてみる経験ってなかなかないでしょうから、こういった機会を利用してチャレンジしてみるのはとても良いことだと思います。「遺言って意外に手軽に書けるんだ」と感じていただけたのであれば嬉しい限りです。

今年の法改正により、自筆証書遺言の”全文自筆”という要件が緩和されて、例えば「パソコンで作った財産目録」なども添付できるようになります(来年1月13日施行)。また行政の準備が整い次第、自筆証書遺言の「保管制度」も始まります(2年以内に施行)。

新法で書きやすくなった自筆証書遺言。「よし、じゃあぼちぼち遺言を書くか」とお考えの際は、ぜひ当事務所にご相談ください。プロの目で間違いのない遺言を書いていただけるよう、全力でサポートさせていただきます。

赤澤秀行

ニュースレター創刊号を発行しました!

| 2018年9月10日

こんにちは!相続アドバイザーでFP・行政書士の赤澤です。

この夏は全国的な記録的猛暑に続いて、関西での地震、記録的豪雨、超大型台風の日本縦断、北海道の地震と、自然が猛威を振るい続ける夏になっています。被害に合われた方、心よりお見舞い申し上げます。
この平成最後の夏が特異な夏として記録されるのか、あるいは地球温暖化の影響でこんな気候が当たり前のように思う日がやってきてしまうのかわかりませんが、我々も大自然の一部であることを自覚して、日頃から「たまにやんちゃする自然」に対する備えを怠らないようにしたいものです。

さて、そんな夏ですが、先月末、当事務所では50有余年の歴史で初めての試みとして、事務所の手作りニュースレターを創刊いたしました!

名付けて「事務所だより」!←なんのヒネリもなくてすみません(汗)

これまでご縁の合った皆さまに対して、年賀状や暑中見舞いでは伝えきれない事務所の近況などをお伝えすべく、このデジタル化の時代にあえて「紙の新聞」をお送りしました。
(うちには届いてないよ、という方がいらっしゃいましたらご一報ください!)

創刊号のコンテンツは、季節のご挨拶、所員の近況報告、囲碁(!)や法律のコラム、グルメ情報、セミナーや無料相談のご案内など。
今後はそれらに加え、読者投稿コーナーやプレゼント企画なども盛り込んでいこうと思っています。

最近はニュースレター作成代行サービスなんかもあるようですが、そういうものは一切使わず、イチから作り上げた、完全な弊所お手製の新聞です(「パーソナル編集長」というパソコンソフトを使ってます)。学級新聞のような手作り感(安っぽいとも言う^^;)をお楽しみいただければと思います。

発行は当面年3回を予定(夏号、新年号、春号)。いつのまにか年2回、年1回になっているかもしれませんが(笑)、まずは10号を目標に楽しみながら作成、お届けしたいと思っていますので、どうぞ長い目で暖かく見守っていただければ幸いでございます。もちろん、ご意見・ご要望大歓迎です!

 

赤澤秀行

応接の模様替えをしました。

| 2018年8月8日

こんにちは。相続アドバイザーでFP・行政書士の赤澤秀行です。

先日、当事務所の応接にあるテーブルやら、なにやらをまとめて新しくしました。

 

サイドボードを新しく設置

 

テーブルも一回り大きいものを導入

 

ついでに事務局のチェアも新調

 

もともとあったテーブルは移転前の事務所で数十年使っていた年季の入ったものです。

それはそれでよかったのですが、やや小ぶりだったため、図面を広げて打ち合わせをしたりするには手狭でした。

まあ、直接的な理由は、前のテーブルトップのがラス板を割っちゃったことなんですが・・・(笑)

 

前のテーブル。ガラス面がいい感じです。

 

模様替えのあと。だいぶ机が広くなりました(わかりにくいですが)

 

当事務所は境界問題などの土地の相談も多く、大きな図面を広げながらの打ち合わせも多いため、テーブルがちょっと大きくなって利便性がよくなりました。

 

事務局も椅子がふわふわになって大喜びです。←前のは鉄板のように硬かったそうです(笑)

赤澤秀行

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